温度計には正確に計測するための校正が必要、その費用とは

   

食品製造や製品を製造している工場の中では品質管理を徹底する目的で様々な測定機器を活用しています。測定機器にはサイズを計測するもの、重さや質量を計量するもの、温度を測るものなど様々です。計測した数値がスペックを満たしているのか否かを確認する事も品質管理には重要な作業になって来ます。
しかし、計測した数値が正しいか否かを確認する事も品質管理には必要です。仮に、測定した数値が10度と言う温度の場合、計測に利用した温度計の誤差が生じるものである場合、10度の数値は信頼性にかけるものとなり、品質を維持させる事が難しくなってしまいます。計測器は1年や2年に一度の割合で校正を行う事が重要で、計測した数値に誤差がない、誤差がある場合にはどれだけずれるのかを証明しておく必要があります。

外部に委託する場合には費用が掛かるものの証明書の発行がある

温度を計った時に、表示が40度になった場合、校正がしっかりと行われているものであれば40度の記録を付ける事が出来ます。しかし、誤差がある場合でも誤差を含めて記録を付けられるメリットがあるわけです。仮に、温度計の誤差が1度になっている事が分かっていれば、測定結果の数値に1度を加算する、もしくはマイナスした数値で記録が出来るようになります。
誤差があるのかないのか、誤差がある場合にはどれだけずれるのかを把握しておけば品質管理の中で活用が出来るようになります。尚、外部に委託を行えば当然費用が発生しますが、外部に依頼した時には証明書を受け取る事が出来るため、クライアントなどの監査の時には品質管理をしっかりと行っている優良企業として認識して貰えます。

費用を掛けず温度誤差を把握する方法について

校正は基本的に1年ないし2年に一度の割合で行う事が良いと言われています。毎回外部に委託をするとなると経費が掛かる事になりますし、確認しなければならない測定機器が大量にある場合には経費はより多くの金額を必要とする事になります。
外部委託だけではなく、社内で確認する方法もあります。これは社内で使用している温度計をすべて集める、それぞれの測定器を使って温度を計ってみることです。その時、温度誤差がどれだけあるのかを個々に記録をするなどの流れで行えば、相互判定が出来るため、狂いがあるのか否かを把握出来ますし、基準となるものを一つ用意しておけば、基準になっているものに対して、温度の誤差があるのかないのか、誤差がある場合には何度の差があるのかを記録しておけば良いのです。

ピックアップ記事

温度計を校正したら証明書を確認

温度は暑い寒いだけでなく、安全性の確認や有効性の保証に使われることがあります。高温で10分加熱することで殺菌をしたり、診察のために病気の患者の体温を確認したり、食品を芯まで熱を通すために規定の温度で茹...

温度計の校正と基準を利用する時のポイントについて

品質管理は様々な分野に欠かせない存在です。品質管理の中では寸法を計測する事もありますし、圧力がどれだけ耐えられるのかを計測したり、硬さを計測したり、業種に応じて計測する対象物と測定機器、そして測定方法...

品質管理に必要な温度計の校正とその方法について

品質管理はモノづくりには必要不可欠な存在です。一言で品質管理と呼んでも様々な管理方法があるわけですが、管理を正確に行う事が重要なポイントになります。正確な管理とは正しいもので測定を行うなども含まれます...


注意点